MESSAGE代表メッセージ

田 島 克 洋

株式会社ファンドクリエーション
代表取締役社長

自分の可能性を
試すチャンスがあります。

Q.なぜ、ファンドクリエーションを設立したのですか。
A.仕事の中で、成長できて、自己実現を図ることができる会社を作りたかったから。

大学卒業後、大手証券会社に就職しましたが、ニューヨークでヘッジファンドの開発・運用を任せられるなど、私は若い時から多くのチャンスを与えられてきました。ウォールストリートで、最先端の金融商品に触れる中で、「日本のファンドビジネスは遅れている」と感じるようになったのです。そして、世界で通用する“ファンドビジネスのプロ”を日本で育てたいと思いうようになりました。一方で、日本の運用会社に目を向けてみると、「商品コンセプトや運用が顧客ニーズに合っていない」といった問題点が見えてきた。だから自ら起業して、日本のファンドビジネス全体をレベルアップさせるような動きをとっていかなければならないと思ったわけです。

ちょうどその頃、日本では不動産に関するファンドビジネスが生まれ始めた頃で、私もさまざまな情報を集めて新しいファンドを企画したのです。そこで、あるデベロッパー会社に事業計画を提出して、その関連会社の社長としてゼロからファンドビジネスを立ち上げる機会を得ました。しかし、これがなかなかうまくいかなかった。自分としては画期的な商品だと思い、自信もあった。ですが、市場になかなか認知されず、うまく資金が集まらなかった。結局、社長を辞めてその会社から去ることになったのです。

辞めた後も、自分がほれ込んだ商品を世の中に広めたいという気持ちは抱いたままでした。そして、自分で会社を作ることになったわけですが、資金もなにもない。借金をして立ち上げた当初は、非常に辛い想いをしました。それでも、私は自分が生み出した商品の可能性を信じていた。そして、ある証券会社と出会い、同じコンセプトのファンドを再び立ち上げることができたのです。

そのように、私自身が多くの“チャンス”を与えられ、また自ら得て成長してきたからこそ、社員の皆にも多くの“チャンス”を得られるような会社でありたいと思っています。“社員を大事にする”。設立以来、この想いは変わっていません。社会に出ると、人生の中で大部分を占めるのが“仕事”の時間です。ひょっとしたら、家族や恋人よりも会社の人と接する時間の方が長い。ならば、仕事の中で自己実現を図ることこそ、人にとって一番幸せなことではないかと思うのです。

Q.当社のファンド会社としての強みを教えて下さい。
A.いかに顧客ニーズに合ったファンドをつくるか、その一点を追求する会社です。

当社は、基幹ファンドとして、不動産の賃料を分配原資とした毎月分配型の不動産ファンドを運営しています。このファンドは、日本人特有の「元本を取り崩してまで贅沢する気にはならない。でも、毎月分配型なら使ってもいいかな」という倹約志向にマッチした商品です。しかも為替リスクのない円建て商品で、他社がどこも取り扱っていないファンドを、当社が開発し、証券会社を通じて、投資家に提供しています。また、中国A株ファンド、中国不動産ファンド、ベトナム株ファンドなど、日本で初めてのファンドを次々と世の中に出してきました。これは、常にどういうファンドに投資家ニーズがあるのかを毎日毎日考えており、ここぞというタイミングに短期間でファンドを組成するノウハウ、経験が当社にあるからです。

また、数年前に当社が開発した太陽光発電ファンドは、大手の証券会社や銀行がこぞって取り扱いたいとの意向が殺到し、ファンドの設定と同時に瞬間蒸発となるような、大人気ファンドとなりました。これは、当社の不動産ビジネスで培ったノウハウをベースに、太陽光発電事業を自社で開発、発電所ごとにファンド化をし、節税といった投資家ニーズにマッチしたファンドに仕立てることができたからです。新しいファンドを開発することは、メーカーが商品開発するのと似た経験をすることができます。一流の弁護士、会計士、税理士の先生方と一緒に頭をひねって、新しいコンセプトのファンドを開発できた時は、言葉には出来ない“達成感”を得ることができます。これこそが、ファンドビジネスの醍醐味です。

Q.当社で働くことのメリットはどんな点にありますか?
A.若いうちから経験値を大きく上げて、どんな時代になろうとも生きていける人になれる。

当社は、比較的小規模の会社なので、仕事を若いうちから、どんどん与えられます。例えば入社数年目の社員にも、数億円のプロジェクトをリーダーとして仕切るチャンスを得ることができます。大企業だと、入社十年以上経たないと任されない仕事を20代の時から担うわけで、その積み重ねが5年、10年経つと、大きな差になっていくわけです。

昔の終身雇用制の時代とは違い、今はどのような業界であっても先行き不透明な時代です。そうした中、一番のリスクヘッジは自分の能力を高めること。所属している会社の規模、社会的知名度は関係ありません。若いうちに、できる限り経験値を上げておきたい、成長して早く社会で活躍したいと考える人にとって、当社はそれを十分に実現できる環境であると強調したいですね。

Q.エントリーを検討している学生に、メッセージをお願いします。
A.成長志向の人はぜひ、当社で一緒に未来を切り拓いていきましょう。

ファンド会社というと具体的なイメージが湧きにくいかもしれませんが、金融、不動産の知識は無くても大丈夫です。詳しい専門知識は入社後に身につければ済むことです。求めるのは社交的で、人脈づくりが上手な人。たとえば、学生時代、アルバイトでも体育会でも、とにかく何かに打ち込み、仲間をまとめた経験があると良いですね。

大企業ほど知名度のない会社ですから、「ファンドクリエーション」と社名を名乗っても通じない場合もあります。だからこそ、自分という人間を売り込むチャンスがある。そして、そこで培った人脈は、その人個人の一生の宝物になるはずです。

いまは、スマホ一つで全世界に繋がる時代です。あなたのライバルは、日本人だけではなく、世界の優秀な若者たちです。世界を相手に、アイデアでお金と物を動かすファンドビジネスは、無限の可能性を秘めています。そんな中、柔軟に、自らの能力で未来を切り拓くことのできる成長志向の人とぜひ、一緒に働いていきたいと思います。

プロフィール

慶應義塾大学法学部卒業後、大手証券へ入社。個人営業を経て、ジョージタウン法律大学院に企業派遣。
ニューヨーク州弁護士資格を取得。企画室勤務後、ニューヨークにてヘッジファンドの開発・運用を統括。
2002年、デベロッパー企業グループ(東証1部上場)にて、証券会社・アセットマネジメント会社の社長に就任。
同年12月、当社設立。

学生向けインタビュー記事

  • キャリア地図
  • ポート株式会社が運営する「キャリアパーク就職エージェント」のキャリア地図に、 弊社代表取締役 田島克洋のインタビューが掲載されました。
    インタビュー内容は、上記バナーリンクよりご覧いただけます。

    会計業界向け経営専門誌に掲載されたインタビュー記事

  • 2015年5月号
  • 月刊実務経営ニュース 2015年5月号

  • 2018年11月号
  • 月刊実務経営ニュース 2018年11月号

    出典元(月刊実務経営ニュース)